エスワティニ、中等学校の起工式
本プロジェクトは、南アから広まったとされるオミクロン株の流行と時期を同じくして基本調査が行われ、波乱含みのスタートでしたが、このたびようやく着工にこぎつけました。
2025年11月14日には、エスワティニ教育訓練省のオーウェン大臣、独立行政法人国際協力機構(JICA)南アフリカ共和国事務所から岡田所長、藤田企画調査員、エバナショナルスタッフを来賓に迎え、起工式が盛大に執り行われました。プロジェクトは、エスワティニ国内4箇所に新設中等学校を建設するもので、式典はその一つであるニュー・トゥルワネで開催されました。
“Groundbreaking Ceremony=起工式”という名称から、日本の鍬入れのように地面に手を加える儀式を想像していましたが、そのような演出はなく、来賓スピーチの後に民族舞踊が披露されるという構成でした。リズムに合わせて片足を頭上まで振り上げる独特の舞踊は迫力があり、期せずしてエスワティニの伝統文化を堪能することができました。
スピーチでは、地元コミュニティ代表が、近隣に中等学校がないため生徒が長距離通学を余儀なくされ、時間と交通費の負担から卒業に至らないケースが多い現状を訴え、今回の建設を長らく待ち望んでいたと語ったことが強く印象に残っています。改めて完工に向けて気持ちが引き締まる思いです。また、この場を借りて、彼らの感謝の気持ちを日本の納税者の皆様にもお伝えいたします。





