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宝仙学園短期大学新館

設計主旨

学園の教育事業の発展に伴い既存の施設群が手狭になり、施設環境の充実を図る目的から学生ホール、図書室、教室等の増設を行った。

1. 既存建物との関係
狭小な敷地内にある既存の建物との関係を重視し、新たに建てられる施設と一体的な活用が図れるように計画を行った。

2. 周辺環境への配慮
敷地は狭い道路に面しており、かつ住居が雑多に密集している地域である。新たに建てられる建物は周囲に威圧感を与えないよう高さを低めにおさえた。又、外壁を一部曲面的な扱いとし、道路境界と壁面の間に空き地を確保し緑地帯を設け、地域へのアメニティー空間を提供した。

  • 計画地    日本、東京
  • 構造     鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、地下1階地上3階建て
  • 敷地面積   735.49㎡
  • 建築面積   421.28㎡
  • 延床面積   1263.03㎡
  • 竣工年    1994年
  • 業務内容   基本設計、実施設計、工事監理
  • 備考     施主: 宝仙学園