スワジランド国 インクルーシブ教育推進を目指した中等学校建設・改修計画
背景
スワジランドの教育分野では、初等と前期中等教育の完全就学達成を目標とし、中等教育の拡充、僻地における教育機会の拡充を優先課題として位置づけていた。また、万人に開かれた教育方針から障害を持った生徒も通学・学習できる学校の建設を進めている。
このような背景のもと、スワジランド政府は、包括的な教育の場としての施設建設を計画し「インクルーシブ教育推進を目指した中等学校建設・改修計画」として日本の無償資金協力により実施している。
プロジェクト内容
本計画はスワジランド国を対象とし、スワジランドで4サイトが選定された。「現地企業活用型」を前提として、インクルーシブ教育に必要な施設・機材整備を計画した。設計に当たっては、障害者配慮はもちろん、コスト縮減や気候特性に配慮し、計画立案を行った。