レソト国 インクルーシブ教育推進を目指した中等学校建設・改修計画
背景
レソトの教育分野では、初等教育無償化により中等進学が急増したことから中学校が不足している。また、障害を持つ生徒を普通学級で教育する方針に反し、障害に配慮した学校がなく、学習環境が整備されていない状況となっている。
このような背景のもと、レソト政府は、包括的な教育の場としての施設建設を計画し「インクルーシブ教育推進を目指した中等学校建設・改修計画」として日本の無償資金協力により実施している。
プロジェクト内容
本計画はレソト国を対象とし、レソトで5サイトが選定された。「現地企業活用型」を前提として、インクルーシブ教育に必要な施設・機材整備を計画した。設計に当たっては、障害者配慮はもちろん、コスト縮減や気候特性に配慮し、計画立案を行った。