苗間西公園(2号公園)
プロジェクト内容
林のエリア
仮設整備により移植された中高木約28本からなる「林」、地盤面は「芝生のはらっぱ」とそれを囲む「散策路」で構成される。この林は野鳥のミニバードサンクチュアリとし、巣箱を整備をするとともに樹種を明記したサインを設置し、児童が遊びながら自然と親しむような方向付けを行っている。
散策路には広場的なスペース、通路的なスペース等を組合せ、適度にベンチを配置し、人々に親しみやすい計画とした。また、道路に面する三方向の面には車止めを配置し、安全性を確保した。
小山のエリア
平垣部と小山からなり、小山は芝生でカバーされて遊具ゾーンと組み合わされている。隣地境界側には約4~5m幅の低木密植ゾーンを配し、整合を計った。このゾーンには小鳥の餌になるような実のなる低、中、高木を適度に配している。
遊具関係はすでに配置されているブランコ、滑り台を中心に擬石、丸太の木組や丸太、砂場、枕木の擁壁等を配し、子供達が自由な感覚と発想で遊び、その運動性が導き出されるよう計画されている。